BOSCHMANN AL-100SEでスピーカー自作(後編)
前回の前編:「
BOSCHMANN AL-100SEでスピーカー自作(前編)」
ユニット取付面に続いて、土台から筐体本体部分を作ります。
実際には、オイラの場合は過去に作ったスピーカーから流用することにしました(ゆったり3号機がユニット故障により)。
ということで、そのときの作成状況からまず土台部分。
スピーカーは、“重たい方が良い”といいます。
どっしりと構えることにより、不要な振動を防ぐことができ、それがスピーカーユニットから出る音の分解能の高さに影響を与えるといったことでしょう。
それならばと、土台部分となるキャップにはセメントを充填することにしました。
ホームセンターに行けば、セメントと砂を適量に混ぜたものが2kg、5kgといった袋に売られてますから、これを利用するのが簡単便利^^
土台となるキャップを加工し、足となるボルトを取り付け(M8サイズです)。
また中央部分に、スピーカー端子を取り付けます。
(スピーカー端子の開口作業は自由錐を使っています)
スピーカー端子ですが、バナナプラグ対応のゴージャスなタイプは、M8袋ナットの足では高さが稼げないのでパスです(ナットを挟んで高さを稼ぐ等いろいろ手はありましょうが、見た目と簡単さを優先)
内側はセメントが充填されますので、ちょうどよいサイズの塩ビソケットをスピーカー端子の裏側に押し当てて、エポキシ系接着剤を多めに流しました。
これは、セメントが直接スピーカー端子台裏のスピーカー線との接合部に触れない方が良いとの判断からです。
セメントを流し込んで3日後の様子。
こだわるなら、半乾きの状態でセメント表面をおさえて整えてやると綺麗になるのですが....ま、内部で通常さわるところでもないのでいいか...という感覚です(^^)
ここまでくれば後は組み立てだけですね!
組み立てイメージ図を作成してみました。
で、そのように組みあがったのがコレ!
いやぁ開口作業後に気付いたんですけど、オイラってほんと素人でしょ、このスピーカー、左右対称になってないんです(苦笑)
見た目問題のような気もしますが、その差が生み出す音場の違いはオイラには分かりますまい...なので良しとします^^
(写真の上部キャップとソケットの間には隙間がありますが、最終的には密着します)
このスピーカーは上面ユニットとなってて、構造上もフロアに置いて使うことを前提にしています。
ですが、スピーカーは自分の方を向いてないとなぁ〜という方も多いのも事実。
特に高音帯域の音はスピーカー正面への直進性が強く、斜め方向になればなるほど減衰してしまいますから、確かにユニットが自分を向いていたほうが良いのも納得。
その点、このスピーカーは美味しい特典付です。
ご覧のようにツィーターの角度がある程度ですが調整できます。
フロアに置いた際には、ツィーターを自分の方へ向けることができますから、単純な上面ユニットタイプに比べると高音部はしっかり届くはず!
さて音の傾向です。
初めての2wayスピーカーの作成でしたが、なるほどその魅力を感じました。
フルレンジ一発に比べると、高音域の表現は上手。
フルレンジ一発の際に弱いといわれる高音域、ユニットにもよりましょうが「なるほどな」と感じたところです。
この車載用スピーカーセットは、2wayスピーカーの良いところを教えてくれました^^
(逆にネットワークを追加しますから、厳密には音信号が劣化する代償でもありますが)
サイズがサイズだけに重低音は難しいですが、それでも低音の厚みもあります。多少ドンシャリ系の音かな〜(車で聴くことを考えてのチューニングでしょうし)
エンヤの音楽はなかなか心地よく鳴りますね。
余談ですが、本体部分のソケットを2段にして内部空気室の容量をアップしたらどうなるか、試してみました。
そしたら空気量が多すぎたようで、低音音圧が低下してしまいました。
このミッドバスユニットにはソケット1段が良いようです。
いろいろ音の出方が変わる要素があって、面白いですね自作スピーカーは(笑)
2008年02月08日作成