「雑感」:正解は一つではないスピーカーの世界、だから楽しい!



スピーカーにはいろいろなメーカーがあり、またそれぞれにいろんなタイプがあります。

ですが、メーカーごとに特徴があるように、スピーカーには「正解」というものが確立、固定化しているわけではありません。
仮に「正解」というものが確立されているのであれば、家庭用であればその「正解」の形があれば良いわけですが、実際にはメーカーごとに個性を競い、多種多様な種類が存在しています。
一見同じように見える、2way、3wayといったスピーカーでも、形状やダクトの違い、さらには内部の工夫などにより、同じスピーカーではありません。

スピーカーに「正解」と断言できるものは未だない状況なのです。

また、聴く人間にもそれぞれ好みがあります。

仮に10人中5人が選んだスピーカーがあったとしても、5人は違うのが良いと思っているわけです。
ヨドバシカメラのように、スピーカーが多く並べられているところで視聴するとよく分かりますが、同じような大きさのスピーカーであっても音質はどれも異なります。

でもそれが良い、悪いは好みの問題というレベルと思います。


原音再生という言葉が一時多く語られていたようですが、これはスピーカーの再生時に発生する、箱鳴りや、定在波(反射音)を極力排除し、録音された音を忠実に再生しようという考え方です。
タイムドメイン社などが提唱していますね。
不必要な音を出さないとう考え方は、たぶんに正論でありますところ。

かというと、最近は積極的に箱鳴りを利用して雰囲気ある音作りをするメーカーもあります。どちらかというと厚みのある音再現を目指している傾向ですね。
箱鳴りの質とレベルにもよりますが、箱鳴りの効果を引き出そうという考え方です。

また、大手スピーカーメーカーBOSEは、ホールなどで聞く音は直線的に耳に飛び込む音は全体の1割であり残りは反射音である、という理論から正面に1つ、背面に8つのスピーカーを並べたモデルを出して、そして高い評価を得ています。

それから、最近提唱されているJSP方式は、低音再生において、なんらかの理論が働いているようですね。自作された方々を含め、高い評価の声が聞かれます。私も小型ながら塩ビ材で自作して凄いなと思った経緯があります。
抜けの良い低音というのでしょうか、とても面白い方式です。

それ以外にも、プラダン(ダンボールのような形状をプラスチック系素材で生成されているもの)を使って、低域を延ばそうとこれまでにはない考え方で取り組む方がおられたり、Wバスレフをさらに高度に掘り下げている方がおられたりと、自作スピーカーの一言でもかなりの広がりがあります。
私も、塩ビのパイプをうまく組み合わせて構成したリング状のダクトにより、うまいこと音を引き出せないかな〜と考えています^^

このように、「正解」はひとつではないのですね^^

だからこそ、自作スピーカーは面白い。


CDに記録されている帯域は、20hzから20khzです。
これは人間の耳が聞くことができる音の範囲とされています。

20hzの低音は地響きがするようなシーンに入っていることでしょう、もちろん再生できるに越したことはありませんが、現在の技術ではパソコンの横におけるようなサイズではまず再生不可能な低域です。
2.1ch式のようにサブウーファーを持つものであれば可能性もありますが...ステレオスピーカー単体でと考えますと...
スピーカー筐体(エンクロージャー)は、それなりの大きさを必要とします。

20hzから20khzを再生できなければスピーカーではない!と極論付けるご意見もあるかもしれませんが、まぁそこまで気張らずに個人的には楽しもうと思っています。


自作中に、どんな音になるかな...というワクワク感

実際に音を出したときの、ドキドキ感

スピーカーの振動板が揺れるだけのことながら、エンクロージャの大きさや仕組みで引き出される音が異なってしまう自作スピーカー...

まずは楽しみましょう〜DIY-Soundですよ^^



2008年01月08日作成

2008年02月10日一部修正、加筆




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